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「会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ―500年の物語」は堅苦しい内容を超絶面白いエンタメノンフィクションに変えてくれる恐るべき一冊
2022/3/30
金融機関に務めている私だが、超がつくほど嫌いな分野がある。会計だ。 お前バンカーとしてそれでいいのか? と思われるぐらい、会計は頭痛がする。財務諸表は気合で読めるようになったが、もう本当に大嫌いだ。全 ...
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「insight(インサイト)―いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力」は自己認識に切り込むちょっと見ないタイプの自己啓発本
2022/3/30
皆さんご存知の通り、私は自己啓発本があまり好きではない。こんな胡散臭いブログを運営しておいてなんだが、どうも胡散臭い気がするし、あまり結果につながるようなものではないと個人的に感じていた。自己啓発が必 ...
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「イシューからはじめよ」は知的生産性の向上だけに焦点を当てて徹底的に論じる効果的な一冊
2022/3/30
問題解決に関するビジネス書は星の数ほどある。どれも何らかのフレームワークを導入したり、アウトプットの手法や体裁について述べていたり、結果的に便利なのかもしれないけれども、肝心な「入り口」を論じていない ...
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「MBA 100の基本」はビジネスの場面での抑えておくべきポイントを洗い出してくれる、親しみやすい一冊
2022/3/30
知識の要約本みたいなものは基本的に私は疑ってかかっている。「これ一冊で高校の数学が全てわかる」とか、「大学四年分の経済の知識を一冊に」とかそういうタイトルは大抵詐欺なのではないかと疑心暗鬼になっている ...
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「ワーク・ルールズ! ―君の生き方とリーダーシップを変える」は出し惜しみなくGoogle社の最強人事術を説明するずっしり濃厚な本
2022/3/30
Googleはすごい会社だ。それは誰もが疑う余地がないことだろう。Googleの検索エンジンに頼っていた私達は、今やGoogleのメールサービスや地図サービスを日々活用するようになった。何らかの形でG ...
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「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」はただ簡単に経済を説明しているだけはない、温かく優しい一冊
2022/3/30
魅力的な本は、特別な何かを持った著者が、特別な目的のために、心を込めて書いた本だと私は思う。今まで私が読んできた素晴らしいと思った本は全て上記に当てはまると思う。 この本は、ギリシャの金融危機時に財務 ...
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「GRIT やり抜く力」は行動を促してくれる自己啓発のお手本のような本
2022/3/30
基本的に私は何かを最後までやり遂げることが少ない人間だ。達成感を感じたことなんて大学を卒業した時ぐらいだし、なかなか最後まで完成完了させることができない。 結局途中で飽きてしまったり、自分にはできない ...
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「ソクラテスの弁明」は人生の指針になる愛すべき一冊
2022/3/30
世の中には色々な哲学があって、どれもこれも正しいように聞こえる。ちょっと本を読み始めると、その本に書いてあることが全て正しいように感じられて、「これが私に追い求めていた真実だ」なーんてお気楽な発想にい ...
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「日本人の勝算」は口だけじゃない、日本が取るべき道をロジカルに説明してくれる本当に読んでもらいたい一冊
2022/3/30
自分で考えるのも大事だけれども、時には答えを出してもらいたいときがある。ミステリー小説ではなくビジネス書には、結論から書いてもらうか、論理的な道筋を示して最後にキレイにまとめてもらいたいものだ。自分よ ...
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「THE TEAM (ザ・チーム) 5つの法則」はチームリーダーだけではなくメンバーの取るべき選択肢や運営方法を解説した体系的でわかりやすい一冊
2022/3/30
チームリーダーのあり方、あるいは会社といった比較的多い組織レベルのあり方を示した本は多いが、チームそのものを考える本はあまり多くないのではないか。 この「THE TEAM」はチームの一員としての心構え ...