就活・仕事

[30歳で年収1300万] 外銀マンが転職をしてみた。使ったサイト、結果等全て紹介します。

[30歳で年収1300万] 外銀マンが転職をしてみた 使ったサイト、結果等全て紹介します。

2020年はほとんどブログの更新ができなかった。というのも、実のところ私は転職活動をしていたからだ。

以前転職についての記事を書いたことがあるが、私は環境が合わないと感じれば別にすぐにでも転職してしまっても良いのではという考えの持ち主であった。

転職と石の上にも三年
石の上にも三年は転職でも正しいのか 無駄な我慢と経験は別物

石の上にも三年という言葉から転じたのか、転職は三年は待った方がいいといったものがある。どこから生じた言葉なのかはよく分からないし、三年の裏付けも怪しい。 この格言自体は非常によいものだと思うが、文字通 ...

続きを見る

では、今回の転職にあたって私は現環境に不満があったのだろうか? 実はそうではない。純粋に「給料を上げたかった」それだけである。

今回は、転職にあたってどのようなことをしたのか、どういうサイトを使って、どういう活動を行ってきたのかを説明したいと思う。そしてもちろん、給料がどうなったのか、もだ。

この記事はこんな方におすすめ

  • 転職を考えている方
  • とにかく給料を上げたい方
  • 外資系に就職してみたい方

外資系は転職が多いというのは本当か?

まずはじめに、「外資系は転職だらけ」という話がある。本当だろうか。

私の勤めていた外資系銀行を例にとって見れば、人事に聞いたところ平均在籍年数は4年半とのことだ。しかしこれは流動性が比較的高いフロント(トレーダー等)と、そうではないバックオフィス(経理、法務等)を合わせた数字である。また、あまり詳しいことはかけないが業務改善命令などを食らったときにだいぶ人の動きがあったので、必ずしも正確なメルクマールにはならないかもしれないが、まぁそんなものだろう。

ということは、2013年に新卒で入社し、2020年で7年目を迎えた私は古株ということになる。

しかし私より長く会社にいる人は当然いるし(20年選手もいる)、逆に3ヶ月でやめてしまう人もいる。私の投資銀行部門時代の同期なんて、1ヶ月でやめてしまった。

つまり人によるとしか言いようがないが、それでもやはり日系企業よりは人の動きは活発だろう。特にフロントの方は流動性はかなり高いと思う。

しかしこの業界はどうにも「転職して給料を上げていくのがベスト」という感じがする。同じ会社に何年もいるのも良いのだが、やっぱり転職をしたほうが給料は上がる。

では、新卒からずっと外銀にいた私の年収はいくらだったのか?

正直に話そう。

私は2013年に新卒入社したとき、年収は750万円だった。ちなみにこの数字は投資銀行部門の新卒としては、いわゆる外銀大手(GS、JP等)では平均的な数字であった。

しかし、いわゆる底辺レベルであるアナリスト職から入社して、きちんとしたチームを受け持つ3年目~6年目までは、給料はほとんど上がらない。ボーナスも年一回で、60万円程度であった。

私は実は3年目でフロントから外れている。つらすぎるというのが正直なところだ。

プロモーションイヤーと呼ばれる、次のランクにあがるのを境に、経営企画へと異動したのである。これはこれでバックオフィス系では割と花形職ではあるのだが、いかんせんバックオフィスはバックオフィスである。そこで4年間、私が30歳になる2020年まで過ごしたが、年収は毎年コツコツと増えるもののドカンとは行かず、結局30歳になっての年収は960万円+ボーナスという具合であった。

30歳で年収960万というのは、皆さんどう思われるだろうか。失礼ながら、おそらく「たくさんもらっているなぁ」と思うのではないだろうか。

しかしこれは外資系金融の世界では中の下といったところである。バックオフィスにしてはもらっている方、というのが正しいかもしれない。だがやっぱり、フロントにいたら普通にボーナス込で1500万円台にいけたかなという気はする。そこまで続ける私の根性が足りなかった話だ。

考えてみてもらうと、例えばプロ野球選手の場合、30歳で年収が1500万だとしたらどうだろうか。「30歳で1500万」という部分だけを見たら「すげぇ」と思うかもしれないが、「プロ野球選手」のくくりでみたら、年収1500万円というのは正直かなり下の方だろう。

そういうように、やはりランクというものが存在するのだ。

30歳で転職に踏み切る まず使ったのは「ビズリーチ」

さて、転職であるが、いざ「転職しよう」と思ったのは「もっとお金がほしいな」と思ったのが一つと、「人生で3回ぐらいは転職したい」と思ったからである。

やはり先立つ物は大事である。お金はほしい。そして環境を変えるというワクワクドキドキを感じてみたかったのもある。

というわけで、まずはCMでお馴染みの「ビズリーチ」に登録をしてみた。履歴書はコツコツ作っていたので、コピペしてプロフィールを更新すれば完了である。

[30歳で年収1300万] 外銀マンが転職をしてみた 使ったサイト、結果等全て紹介します。

ビズリーチの有料プランが無料になった

すると私の場合、プレミアムに案内された。色々と便利な機能が無料で使えるというこの機能だが、あとで分かることなのだが選考をする各社の人事担当者には「自腹のプレミアム」なのか「無料で提供されるプレミアム」なのか分かるとのことだった。これによって「本気で転職をしているのか」「紹介されちゃったから受けに来たのか」がなんとなく分かるとかなんとか。まぁよくわからないが、そういうものらしい。

ビズリーチさんを通じて、色々なスカウトが飛んでくるのはもちろん、自分から「勤務地」や「希望年収」などを設定して、色々と通知を受け取ることができる。ただ、この設定は結構設定幅が大きく、例えば希望年収の場合「1000万」の次は「2000万」だったり(2019年利用時当時)、あまり便利ではなかった年収だ。1000万円と2000万円じゃ、結構違うよね・・・。

[30歳で年収1300万] 外銀マンが転職をしてみた 使ったサイト、結果等全て紹介します。

コピペくさい。

そこでこういうメッセージが飛んでくる。直接企業の人事担当から来ることもあれば、ヘッドハンターから来ることもある。比率としては企業1に対してヘッドハンターが9ぐらいの多さである。

いくつか返事をしているうちに、トントン拍子に面接が設定されていった。

だが、結局ビズリーチ経由のスカウトは使わなかった

しかし結局私はビズリーチのスカウト経由では転職を決めなかった。

これはたまたまなのかもしれないが、スカウトさんは基本的にリクルーティング会社の方であり、抱えている案件は正直どこも似たりよったりなのだ。ある種、不動産を探すときと似ている。どの不動産屋にいっても、結局同じ物件を紹介されるのである。

私が実際にお会いしてお話したエージェントさんは以下の通りである:

  • JACリクルートメント
  • JBA HRソリューション
  • エクゼクティブリンク
  • インフォエックス

しかしびっくりすることに、ほぼ全社とも、同じ監査法人や証券会社を紹介されたのである。

いくつか提示された会社を真剣に検討してみたものの、残念ながら琴線に触れるものはなかった。もちろん、このとき自分にとって良いオプションがあればすぐにでも飛んでいったのだろうが、こればっかりは縁である。

偶然の出会いはLinkedInで

ビズリーチを通していくつか紹介はあったものの、今の7年いた会社を辞めてまでして行きたいと思える会社はなかった。これも運だろうと考え諦めかけていたとき、ふとLinkedInの登録をしてみたのである。

[30歳で年収1300万] 外銀マンが転職をしてみた 使ったサイト、結果等全て紹介します。

LinkedInのジョブオファーはこんな感じ

私はあまりSNSをやらないタイプの人間で、LinkedInはもっていなかったのだが、転職を機にアカウントを作ってみた。ここもビズリーチ同様、経歴をアップして履歴書ページを作ることができる。

その結果、なんと直接声をかけてくれる企業があったのである。なぜビズリーチを通して声がかからなかったのかは謎だが、まぁプラットフォームが違えば使う人間も変わるのだろう。

似た業種の外資系金融でのオファーがあったので、そこを受けさせてもらうことにした。

面接はやはり「転職の軸」を聞かれる

このオファーを受けたところ以外も、いくつか「もうちょっと話を聞いてみたい」と思ったところを受けたが、やはりどこでも「なぜ転職を」という質問が出てきた。

転職時にどこでも聞かれた質問

  • なぜ転職を考えたのか?
  • なぜ「今」転職を考えたのか?
  • 今までの経験をどう活かしたいのか?
  • その上で、なぜこの会社を選んだのか?
  • 将来の自分はどうなっていたいか?

まぁ、どこでだって聞かれる質問だろう。

これらに対して私はかなり正直に答えた。「なぜ転職?」についてはズバリ「もっとお金がほしい」と、「なぜ今なのか?」に対しては「今抱えているプロジェクトがちょうど終わって、一段落したから」と答えた。

それ以外については普通の就職活動と変わりはない。面接の攻略については下記の記事で色々と考えていることを書いたので、紹介させてほしい。

面接の攻略法 - コンサル、商社、外銀内定につながったシンプルな私の面接テクニック

私は面接が得意だった。 演劇が好きだったのもあるし、人前で話すのがあまり苦にならないタイプだ。そういう意味ではあまり一般的なタイプではないかもしれないけれども、面接に通じるテクニックは似ていると思う。 ...

続きを見る

金額面はしつこいぐらい交渉する

日本人は、という書き出しをするとレッテル貼りみたいなので本当に良くないのだが、「日本人は給料の交渉をしなさすぎる」と私は思う。

やましいことだと思っているのだろうか。しかし繰り返すが先立つ物は大事である。

私は転職するにあたり、金額面はしつこいほど交渉した。

私が人事担当者に頼んだことの一部

  • 転職するにあたり、サインボーナスはないか?
  • 現在勤めている会社のボーナスが年度内のため未払いなので、日割りで計算して支払ってくれないか?
  • 資格を持っているのでベース給料を上げてくれないか?
  • 住宅手当などは出ないか?
  • ボーナスは低めで良いので、ベースを上げてくれないか?

とにかく、「お金にがめついと思われる」ぐらい交渉した。私だって一応プロのサラリーマン(笑)なのだから、ネゴぐらいはさせてもらう。駄目なら駄目でいい、でももらえるものはもらっておく。そのほうが気持ちよく仕事できるし、やる気もアップする。向こうの本気さだってみたい。

こういう交渉は転職エージェントに任せる、あるいはほぼしない、という人が多いと聞くが、やはり自分で面と向かって話し合ったほうが良いと思う。

その結果、最初に提示してもらった金額よりもかなりアップさせることができた。最終的にはボーナス込みで年収1300万+サインボーナスを勝ち取る事ができた。以前の960万から見て、ボーナス込ということもあるが、大幅なアップである。

結論 転職は急いでやるのではなく、計画的に

今回思ったのは、転職は計画的にやるのがベストである、ということだ。

というのも、私は今回の転職は「そろそろ転職したい」「給料をアップさせたい」という気持ちからスタートしたものであって、急を要する、つまり平たく言えば前職をクビになったから踏み切った転職ではないということがポイントだった。

私は焦らず、合わないなと感じたものを無理に追うこともなく、結果的に良い転職にありつけることができた。もし急いでいたら、ビズリーチのスカウトさん経由できたものをとりあえず受けていたのかもしれない。

待てば必ず好機が来るというわけではないだろうが、それでもやはり時間をかければ良い結果が出やすい

じっくりと履歴書を用意して、想定される面接の質問の対策をして、リサーチを重ねて転職をするのがベストだろう。

そしてーー個人的に一番大事なのは、「金額面はプッシュする」ことだ!

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

北野 唯我
1,247円(01/26 18:25時点)
発売日: 2018/06/20
Amazonの情報を掲載しています
成功する転職面接 成否の9割は「準備」の質で決まる

成功する転職面接 成否の9割は「準備」の質で決まる

末永 雄大
1,430円(01/26 18:25時点)
発売日: 2020/06/17
Amazonの情報を掲載しています

-就活・仕事
-

© 2021 The Output