私の好きな格言で、
A place for everything, everything in its place
というものがある。
あらゆるものにはキチンと保管場所を作り、あらゆるものはその保管場所に置くべきという格言だ。物理的な収納のみならず、パソコンのファイルの整理やプログラミングの手法でも言及されることがある。
ものがあるべき場所に保管されているというのは、混沌とした日常にせめてもの平穏をもたらしてくれる。
このPeak DesignのTech PouchとWash Pouchはそんな秩序を日々の生活にもたらしてくれる、優秀な多機能ポーチだ。
Peak Designとは
以前の記事でも触れたが、Peak Designはアメリカ発祥のブランドで、カメラ関係機材をクラウドファンディングサイトで発表して注目を浴びた、なんかナウい感じのメーカーである。クラウドファンディングでコンセンサスを得てウィン−ウィンなバリューを出している会社だ(今日の意識高い系成分はこちら)。
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そんな彼らが今回展開しはじめたトラベルラインは、名前の通りトラベル、旅行用の製品である。であれば日常的に使うのは難しいのでは? と思われるかもしれないが、大は小を兼ねるし、そんなに邪魔くさいわけではない。
現に私はWash Pouchは毎日持ち歩いて使っているし、Tech Pouchは自宅で大活躍してくれている。
Travel Backpackがそうであったように、この製品群はただの袋ではない。もちろん、急に変形したり、車輪が出てきたり、あなたのスマートフォンとBluetoothで連携して日々の荷物の重さを伝えたりはしてくれない。
そうではなくて、実用的な整理整頓を可能とするちょっとした工夫が備えられたポーチなのだ。
ひとつずつ見ていこう。
Wash Pouchの機能性

Peak DesignのTech PouchとWash Pouchは値段に見合った高性能な多機能ポーチ
Wash Pouch(ウォッシュポーチ)は洗面用品を入れることを想定して作られたポーチだ。とはいえ、洗面用品しか入れてはいけないわけでは当然ないので、使い方次第ではこれを機材ポーチにするなど多彩なバッグになるだろう。
表面は防水防滴となっており、止水ジッパーでメイン収納にアクセスできるようになっている。その他、たとえば歯ブラシやペンといったものが入るミニ収納も外側に存在する。このジッパーが両サイドから開くやつならばなお良かったので、その点だけ残念だ。

ジッパーは高品質だが一方向のみなのが少し残念
開くときちんとポーチは自立する。ここも有難い点だ。
中身は細かく仕切られており、伸縮性の素材で出来ているからしっかりモノを保持することができる。

色々入るのが魅力
真ん中の空間には歯ブラシや髭剃りなどを入れることができる。ミシン目などがなく、綺麗に掃除ができるのが魅力だ。
また本体まるごと裏返して丸洗いすることも可能だ。なんだかんだで歯磨き粉やらうがい薬やらが漏れたり付着したりして汚れることだろうから、清潔に保てるのは嬉しい。
外側には吊るせるようにフックがついている。このフックを利用すると、ポーチを開けた時ものが取り出しやすい角度で展開する。私はこの機能を使ったことはないが、どちらかというと洗って乾かす時に便利そうだなと感じた。
実際に入れているものを参考までにリスト化しよう。これら全てを常に持ち歩いているわけではないが、問題なく入る。
電動歯ブラシ
舌ブラシ
歯磨き粉
舌磨きジェル
うがい薬
目薬
予備のコンタクト
ブルーライトカットのメガネとケース
胃腸薬
頭痛薬
ハンドクリーム
リップクリーム
使い捨てマスク
ビニール袋
上記のものを全て入れるなんて、医者のカバンみたいだと思うかもしれないが、シルエットはとてもコンパクトだ。ものが嵩張らないように収納できるように細かく工夫がなされているので、非常に整理整頓がしやすく、なによりカバンに投げ込んだときも意外にもコンパクトだ。
各仕切りも、「これじゃ他に何も入らないよ」みたいなサイズではなく、ちょうど良い塩梅で、伸縮性の素材なので安心してモノを入れられる。

フックが収納されているので、壁にかけて使用することも可能
また、ハンドルが付いているため持ち運びやすいのも魅力。
ちなみに私はおせんべい等を買うと袋に入っているシリカゲルをポケットに入れている。歯ブラシがびしょびしょのまま不衛生な状態になるのを少しでも防ぐためだ。気休めかもしれないが、乾燥剤はカメラのカビを防ぐ時に大活躍するので個人的にはとても信頼している。

真ん中には電動歯ブラシにちょうどいいスペースが
電動歯ブラシはポケットドルツを使用している。高性能な電動歯ブラシを持ち運べるのは嬉しい。
Tech Pouchの機能性
ここまでくれば、Wash Pouch同様、Tech Pouchも機能性が高いことは分かるだろう。
とはいえ、Tech Pouchは比較するとより大人しめというか、シンプルな構成となっている。

何でも入る、便利なポーチ
大まかなスペックはWash Pouchと同じだ。防水防滴に止水ジッパー(やはりジッパーは両開きではなく一つのみ)に外側のポケットとなっている。

ジッパーはやはりかなりしっかりしている
開いても自立するのはやはりWash Pouchと同じで、使いやすさは抜群だ。作業をする際、デスクに置いておけばツールボックス感覚で手を突っ込んで必要なものを取り出すことができる。
外側のポケットはスマートフォンなどを入れられる構造になっており、充電ケーブルを内側から通す穴がありモバイルバッテリーなどで充電しながら持ち運ぶことが可能となっている。

充電ケーブルを通す穴など、ギミック満載
中身はジッパーで隔離された中央の空間にメモリーカードなど小物を挟む場所がある。
それ以外は整理しやすい区画化構造になっており、大きいものから小さいものまでしっかり固定していれることができる。
参考までに、フルにモノを入れた私のTech Pouchはこんな感じだ。
これ以外にも、スリングをつけて普段使いのポーチにしたり、カメラバッグにしたりと用途は色々あると思う。
私は例えばカフェで意識高い系ドヤ顔マックをする時にパソコンの周辺機器を入れたり、撮影に行く時にブロワーやレンズクリーナー、フィルター等を入れたりと用途に応じて内容物を変えている。
Wash Pouchは同じ中身の構成で基本的に会社でも旅行でも使っているが、Tech Pouchはその時々の目的で内容を使い分けている。もちろん、あくまで個人の利用法だ。
色の使い分け
記事執筆時点で、Tech PouchもWash Pouchも黒かグリーングレーかの2色展開となっている。形やサイズが似ているため間違えやすいので、それぞれお互いとは別の色を選択した。

色はお好みで
黒は本当に真っ黒で、アクセントもあまりない。
グリーングレーは若干光沢があり、タグのPeak Design部分がワンポイントでレザーになってるなど若干のおしゃれだ。
とはいえ、この辺りは本当に好みの問題だろう。個人的に緊急で何かを必要になるのはTech Pouchの方なので、暗がりでも少しでも目立つようにグリーングレーを選択した。
結論 値段に見合った素敵な収納製品
両ポーチでも、決してやすい買い物ではない。だが生涯保証がついて、頑丈かつデザイン性がよく、何よりたくさんの荷物がコンパクトにまとまっている。
ただ整理してまとめるのではなく、整理しつつ使用することもきちんと考えられており、本当に利用者のニーズを考えてデザインされているのだなと感心する。
少しお金を出してでも、良いものを手に入れたいという方は是非おすすめしたい。